ホーブラシレスDC水中ポンプ、ソーラーポンプの有限会社プティオ PUTIO,Ltd.

　

作動スイッチ付水中ポンプで、ポンプの運転を制御します。

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弊社の水中ポンプは全て水を潤滑材として利用しています。水の無い状態で運転（空運転）を続けると軸・軸受けが焼きつきポンプが破壊されます。 この空運転による故障を避けるため弊社の水中ポンプC4SP2 シリーズには一定の水位以下になるとポンプを停止させる「水位スイッチ付き」があります。水位スイッチ付きC4SP2 は水の導電率を利用する電子式水位スイッチを装備しています。 弊社では従来の空運転防止用とは別の目的で 「満」「空」２つの状態を感知する電動式差動スイッチを装備した「排水ポンプシリーズ」を新たに開発しました。
水中ポンプを使ってハンドホールや低地などに溜まる水を排水する目的に使う場合は、上記の空運転防止用スイッチのように水位センサーが一つの場合、チャタリング（あるいはハンチング）*と呼ばれる動作が起こり、ポンプ寿命に悪影響を与えます。 （*水位センサーが一つの場合に起こるチャタリング現象：水位が下がるとセンサーが感知してポンプを停止する、→排水ホース（パイプ）内の水が逆流して水位が上がる、→センサーが感知してポンプが運転する、→水位が下がりポンプが停止する、・・・・の動作を繰り返し続ける）
チャタリング現象を防止するため、弊社では高、低二つのレベルにセンサーを持つ「差動スイッチ」と称する電子式スイッチを装備した水中ポンプ、２タイプをご用意しました。 水中ポンプは最大揚程（流量がゼロとなる揚程）3.6MのC4SP2 と、同8mの M6SP の2種類のポンプを用意しております。いずれもモーターはブラシレスDCモーターを内蔵しており、類似のものに比べ小型・低消費電力で、軸・軸受け以外には磨耗する部分が有りませんので他の形式のポンプより長寿命です。 電源は商用電源（AC100V）からACアダプターでDC12Vに変換、ソーラーパネル（DC17V）で直接駆動、蓄電池（DC12V）等にそれぞれ対応する機種を用意しております。 　両機種とも渦巻き式ポンプで水面がポンプ室より低いところから吸い上げを開始する「自吸」機能は備えておりません。そのため溜まり水を完全に排水することは出来ず、水が残ります。
残水の深さはC4SPの場合約5cm 、M6SPの場合は約7cm(いずれもポンプに付属する以外のストレナーなどの無い場合)となります。 排水はポンプ吐出口へ内径12mmのホースを差込み、ポンプ停止時にサイホン作用で水が逆流することの無い様、ホース吐出口側先端は排水先の水面より離すようにして下さい。
要求される排水量にもよりますが一般に実用的な排水可能高さはC4SP2 で2.5m程度以下、M6SPで6m程度以下と考えて下さい。

　→　販売中の排水・揚水ポンプ（C4SP2シリーズ / M6SPシリーズ）※PUTIOオンラインショップへリンク



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注文生産品（新製品）
センサー位置の改良し、塩ビ管（75）にすっぽり入るタイプ もご要望に応じます（2016年02月19日）

ハンドホール内のソーラー排水（道路排水ソーラーポンプ）

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道路などの側溝内にたまる水を排水します。（概略図）

※　右図　クリックで拡大図表示

道路側溝のハンドホール内部の地下水漏水の排水にソーラーポンプを利用する例。

 

 

地中排水システム（ソーラーポンプ）

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暗渠などにたまる水を排水します。（概略図）

※　右図　クリックで拡大図表示

暗渠（あんきょ）の途中に垂直の管を設置し、その内部にたまった水を近くの排水溝へ汲み上げ排水するシステムの例（C4SP2-W12Hシリーズ）。

 

※　ストレナーについて

水の汚れがある場所では異物混入・ポンプの目詰まり防止のため、弊社「WOストレナー」を併用することを推奨していますが、狭い場所運用される場合ではサイズ的にWOストレナーが設置できないケースもあります。

条件により対策が必要となるため、上記の図にあるEXストレナーを装着するタイプはH27年4月現在試験的に受注生産をとっております（市販はしていません）。詳しくお問合せください。

 

・場所や条件に合わせアドバイスいたします。まずはご相談ください。

ブラシレスDC水中ポンプについて

ブラシレスDC水中ポンプは名前の通り、水の中で使うように作られています。 水中以外での空運転は危険ですのでお避け下さい。 C4SPシリーズは、屋内・屋外でのお使いいただけます。 太陽光線に長い期間曝（さら）されると絶縁被覆が劣化します。 屋外でご使用になる場合は漏電ブレーカーの設置をお勧めします。

ブラシレスDC水中ポンプのお手入れについて

１）水の交換、フィルター清掃 水がよごれたまま運用しますと目詰まりを生じ、故障の原因となります。 水の交換、ストレナー・フィルターの清掃は、定期的に行ってください。 ２）始業時定期点検 一日１回は定期的に点検を行ってください。 「揚水量が減った」「ガタツキや振動」「音が大きくなった」等の以上が認められた場合は直ちにコンセントを抜いて電源を切り、水の交換、フィルター清掃、点検等を行ってください。

ブラシレスDC水中ポンプの構造・電源コードについて

外郭は変性PPE樹脂で、モータのコイル部はポリウレタン樹脂を注型・真空脱泡し加熱硬化させて密封してあり、水とは完全に絶縁されています。電源コードは２重被覆線を採用しています。 C4SPの駆動モータの種類は、三相ブラシレスDCモーターです。 ロータはプラスチック・マグネットで、水の中でも錆びることはありません。 回転するロータとシャフトとの潤滑は水で行いますので給油は不要です。 きれいな常温の水の中で使えば連続して数年間（寿命の目安：約8,000～10,000時間前後/※使用条件により大きく異なります）は優に持ちます。 ブラシレスDC水中ポンプは１日２４時間・１年間使用で他の家電製品（１日数時間以内の範囲で使用する洗濯機等）の約１０年分に相当します。 長い間の使用で、ポンプの音やガタツキが気になりだした場合は、ポンプの寿命です。 ローターとシャフトを交換することで新品と同じ寿命に戻ります。シャフトは、目で見て摩耗が目立ったら交換時期です。