ホー小型水中ポンプ、ソーラーポンプの有限会社プティオ PUTIO,Ltd.

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2011年10月10日News

新商品ソーラーパルサーEを発表【先行予約受付中】

ソーラー自動潅水装置ソーラーパルサーE 

有限会社プティオ(神谷宏会長・愛知県安城市城南町2の16の6)は、最大5アールの溶液土耕栽培に適した蓄電池式ソーラー自動潅水システム「ソーラーパルサーE」を開発し特許を申請した(公開番号2010-193804)。10月13日から幕張メッセで開催される第1回国際農業資材EXPOに出展し予約販売を開始する。
 同社は、農研機構四国農業研究センターで開発されたソーラー拍動自動潅水システム「ソーラーパルサー」を2007年から発売し、今日までに二百数十基を納入した。
ソーラーパルサーは、作物へ日照量に対応する量の水を間欠的に与える装置。太陽光で発電し、ポンプを駆動させて高所に設置したタンクへ水を貯める。水が一定量貯まるごとに潅水する。
これに対して新開発の「ソーラーパルサーE」では、太陽光で発電した電気を蓄電池へ蓄える。電気が一定量貯まるごとに、ポンプで潅水する方式に変更した。これによって、高所にタンクを設置するための架台、タンク内部の水位を検知するフロートスイッチ、信号を処理する拍動バルブ制御装置、拍動バルブなど、トラブルを起こしやすい部材が不要になり、設置およびメンテナンスも省力化できた。
ソーラーパルサーでは朝、夕、薄曇りなどの日照が弱い時にエネルギーが有効に使えないことがあったが、「ソーラーパルサーE」に変更することで、より出力の小さいソーラーパネルで同等の潅水量(1日最大1500リットル)を得ることが可能になり、また潅水制御もより精密になった。

農経しんぽう 2011年(平成23年)10月10日 第2913号 =より